ねこ 柴 家族 symeiの・瀾・日記

今迄の出来事や色々思いついたことを書きます。毛もの話多め。

兼業主婦から大黒柱へ〜①

さて、専業主夫になった旦那は元々家事は嫌いでなく、休日なんかは率先して台所に立ったり、子供を毎日お風呂に入れたり、今で言う所のイクメン?でしたので主夫になってもなんの戸惑いも無く家事をこなし、子供が保育園に入園して昼間の時間を資格勉強に当てる。と、まぁまぁ充実した生活を送っていた。はずです。

大黒柱になった私は?と言うと、久しぶりのフルタイム勤務に慣れない仕事で、疲れてはいました。仕事よりも何が一番プレッシャーだったかと言うと、簡単には辞められない。コレは自分の問題ですから何とかなるかもしれない。から置いといて、辞めさせられたら困る。

コレです。

派遣社員ですから、使えない人材はスグに契約満了になってしまうことです。

当時はまだ今よりもコンプライアンス意識もなく、分煙意識も芽生えて無かったと思います。まだ、古き良き風習がある?と言うのか、今なら問題になりかねない事も、良し。とされていたと記憶しています。

私は平凡な何の取り柄もない高卒。ですから、派遣社員と言っても専門的知識が必要となる様な大層なオフィスワークなど到底無理です。はい。しがない町工場で部品の目視検査をする事になりました。

面接の時の工場見学の印象は良かったので、コレから頑張るぞ〜(ง˶ •̀ ̬•́˶)งな気持ちで出勤しました。

 

ところが、初出勤の日の朝イチ、朝礼で班長のYさんから自己紹介をしてもらい、じゃ仕事を順番に覚えて行きましょう!と、現場に入った瞬間に言われた社員のKさんの言葉は今でも忘れません。

「あんた、女の人で、出来るのかね?」

と、聞かれたので、ん?女の人?なんでだ?と、思いながら、

「やってみないと分かりませんが頑張ります。」

と、今思うと少し生意気な返事をしてしまったら、

「やってみないと分からんのじゃ迷惑やで、今スグ辞めてってもらえんかね?」

と、言われたので、

「いえ、頑張りますのでよろしくお願いします」

と、切りかえしたら、

「いや、もう、教える時間勿体無いで帰って!」

ん〜( º言º)…膠着状態。

困った……。

帰る?帰るしかない??…。

初日からどーしたらいいんだぁ~( ˙᷄ỏ˙᷅ ) ᵒᵐᵍ ᵎᵎᵎ

と、そこに若い社員Iさんが間に入ってくれて、

「まぁまぁ、僕も今年入社したばかりですから一緒に頑張りましょう!」

と、その場を収めてやっと時が流れ始めました。

良かったぁ~。

もうちょいで、はぁ?帰ればいいんですか?!(怒)。と、なる所だった〜~(×0+)~ヒェェ

簡単に辞めれんて言ったばっかやぞ~。危ないわ~。

 

後で聞いた話。

私が入る迄にも何人もの男性の派遣社員が来てて、一生懸命教えても1週間しない内に全員辞めてしまっていて、男がダメなら女入れてみるか?と、上の方で決まってたらしく、で、私が来て、そんな事は知らないKさんの気持ちが切れての発言だったようです。

だから、女の人で?だったのね。男でも辞めて行くのに女が勤まるのか?と言う意味だったのね。

昔ですよね~。男女差別甚だしいし、初日の人に辞めて行け。だもんね~。ビックリしたわ。

と、この辞めてけ!と、言ったKさんはかなりの毒舌で社内の有名人らしく、早々に手痛い洗礼を受けてしまったんですね。売り言葉に買い言葉で揉めなくて良かった~ε~( ̄、 ̄;)ゞフー

今までの派遣の人達、この洗礼にやられたんじゃ無かろうか…?と、思ったのは言うまでもないです(笑)。

何とか第一関門突破?!仕事頑張りますよ~。早く覚えて一人前にならないと!!!と、考えていたら班長からの一言。

「今日からKさんに一緒について回って仕事覚えてね。同じ班だから。分からない事なんでもKさんに聞けばいいからね。」

‼️Σ( Д ) ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙

マジぃっすか?

OMG((((;゚Д゚)))))))   ○| ̄|_。。。。。。。。

 

 

 

つづく。